「八方塞がり（はっぽうふさがり）」という言葉を聞くと、どこか不吉なイメージがあって不安になる方も多いですよね。SNSやネットでも「やばいって本当？」「何か気をつけることある？」という声をよく見かけます。
そこで今回は、八方塞がりとは何か、2026年はいつにあたるのか、そして一般的に「やってはいけない」と言われる行動についてまとめました。
必要以上に怖がる必要はありませんが、知っておくことで心の負担が軽くなることもあります。2026年を穏やかに過ごすための参考になれば嬉しいです。
八方塞がりとは？
八方塞がりとは、九星気学における“すべての方位の運気が弱まる年”のことを指します。
どの方向を向いても吉がなく、方位を使った開運行動が取りづらくなるため「動きにくい年」「慎重に過ごすと良い年」と言われています。
もともとは“悪いことが起きる”という意味ではなく、
- 新しいことを始めると迷いやすい
- 環境の変化に影響を受けやすい
- 判断力が鈍りやすい
といった「気の巡りが弱い状態」を表した言葉です。
そのため、八方塞がりの年には「焦って無理をしない」「何でも一人で抱え込まない」など、少しだけ丁寧に自分と向き合うことがポイントになります。
八方塞がり2026年（令和8年）はいつ？
八方塞がりの年は生まれ年（九星）によって決まります。
2026年に八方塞がりにあたるのは 七赤金星（しちせききんせい） の年生まれです。
七赤金星の生まれ年
- 昭和１１年
- 昭和２０年
- 昭和２９年
- 昭和３８年
- 昭和４７年
- 昭和５６年
- 平成２年
- 平成１１年
- 平成２０年
- 平成２９年
- 令和8年
※節分（2月3日頃）を境に九星が切り替わるため、1月〜節分前生まれの方は前年の九星に該当します。
該当する方は、2026年が「動きが鈍く感じる年」になる可能性があります。
とはいえ、八方塞がりだから必ず悪いことが起きるわけではありません。
後ほど解説しますが、心構えさえあれば大きく不安に感じる必要はありません。
八方塞がりは「やばい」と言われる理由は？
ネットで「八方塞がり やばい」と検索されるのには、主に3つの理由があります。
何をしても上手くいかないと感じやすいから
方位の吉が働きにくいため、新しい挑戦や大きな環境変化が“重たく”感じることがあります。
結果として「流れが悪い」「停滞している」と思いやすくなります。
迷いや不安がいつもより増えやすいから
判断力が弱まると言われる年でもあり、気持ちが揺れやすくなる時期。
特に人間関係や仕事面で疲れを感じやすくなると言われています。
良くも悪くも環境の影響を受けやすいから
自分の力というより、周囲の動きに引っ張られやすい年。
決断より“守り”が向いているとも言われています。
とはいえ、これはあくまで“傾向”であり、全ての人に当てはまるわけではありません。
八方塞がり＝人生が悪くなる、という意味ではありませんので安心してくださいね。
八方塞がりにやってはいけないこと5選
ここでは一般的に「避けたほうがいい」とされる行動をまとめました。
必ずNGというわけではなく、慎重に選択した方がいい というニュアンスです。
大きな決断を急ぐこと
引越し・転職・結婚・起業などの大きな選択は、迷いが出やすい時期。
焦って決めると後から「もっと考えればよかった」と感じやすくなる傾向があります。
どうしても必要な場合は、信頼できる人に相談しながら進めると安心です。
無理に新しいことを始めること
新規チャレンジより“現状の安定”に向いている年。
心と体の負担になりそうなことは、いったん落ち着いて検討するのがおすすめです。
冷静さを欠いた行動や衝動的な判断
八方塞がりは気が乱れやすいため、感情的になりやすいとも言われます。
重大な判断は、1日寝かせてから決めるほうが安全。
一人で抱え込みすぎること
迷いや不安が増えやすい年なので、「相談しない」「弱音を吐かない」は逆効果。
神社参拝や家族・友人との会話など、気持ちを整える時間をつくるのが大切です。
健康を後回しにすること
気持ちが内向きになる時期は、疲れをため込みやすくなります。
特に睡眠不足や食生活の乱れは、運気というより体調に影響するので要注意。
無理せずゆっくり整える時間を持つことで、気持ちも軽くなります。
八方塞がりの年だからといって恐れる必要はない理由
八方塞がりは不吉な言葉として広まっていますが、必要以上に怖がる必要はありません。
理由は大きく3つあります。
“大きな変化より整える年”と考えればプラスにできる
動きにくい時期ということは、裏を返せば
「無理をしなくていい年」「基盤を整える年」。
焦らず丁寧に過ごすことで、翌年以降がとてもスムーズになります。
良い出来事も普通に起きる
八方塞がり＝不幸が起きる年、ではありません。
むしろいつもより慎重に動くことで、トラブルを避けられることも多いです。
神社での“方位除け”や祈祷で安心感が得られる
不安な気持ちがあるだけでも疲れやすくなるもの。
対処法を知っておくだけで、気持ちがずっと軽くなります。
過剰に恐れるより、「今年はゆっくり行こう」くらいの気持ちで過ごすのがおすすめです。
まとめ
八方塞がりは、九星気学における「気の巡りが弱まる年」を指します。
2026年に該当するのは七赤金星生まれの方。“やばい”と言われる背景には、迷いやすさ・停滞感といった心理的な要素も含まれています。
福ただし、正しく理解しておけば必要以上に心配する必要はありません。
八方塞がりに避けたい行動5つ
- 大きな決断を焦って行うこと
- 無理なチャレンジ
- 感情的・衝動的な判断
- 一人で抱え込むこと
- 健康をおろそかにすること
2026年は、“慎重に整える年”として捉え、ゆっくり自分のペースで過ごすのがポイントです。
無理をしないことで、翌年以降の流れがスムーズになりますよ。
