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年末詣ではいつから?初詣と両方行ってもいい?おすすめ神社も紹介

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年末詣(ねんまつもうで)という言葉をご存じですか?年末詣とはその名の通り、年末に寺社仏閣へ行き、神仏へ感謝の気持ちを伝えに参拝することです。

初詣が新年の誓いや成就祈願など、年始のご挨拶として参拝する一方で、年末詣はその年に叶った願い事の報告や、無事に一年間過ごすことができたお礼を伝えに行くものになります。

実はこの「成就報告」や「お礼参り」が、神様にとってはとても喜ばしいこととされており、より一層その方の人生を後押ししてくださるようになるとも言われています。

お礼を伝えに行くって、大事なことですよね。

今回はそんな年末詣について、参拝に適している期間や作法、おすすめの神社などをご紹介していきたいと思います。

目次

年末詣はいつから?

神社

年末詣はだいたい12月中旬〜大晦日までに行います。特に限定してこの日、という決まりはありませんが、

  • 煤払いが行われた後の12月14日〜
  • 冬至を迎える12月22日前後〜

この2つがベストタイミングとも言われています。

煤払いが行われた後の12月14日〜

煤払い(すすはらい)とは
1年に1度、大掃除をすること。古くから宮中行事として12月13日に行われていた。

現在でも神社では全国的に12月13日に煤払いを行っており、その翌日の14日は境内が清められた状態であるため、穢れのない神聖な雰囲気の中で参拝することができます。

清々しい気持ちで神様と向き合えそうですね。

冬至を迎える12月22日前後〜

冬至(とうじ)とは
二十四節気(にじゅうしせっき)の1つで、一年の中で最も日が出ている時間が短い日。

日本古来の暦では、この日を境に日の出ている時間が長くなっていくことから「季節の変わり目」とされており、新しく物事を始めるのに適したタイミングと言われていました。

実は冬至は縁起の良い日だったんですね!

年始の初詣はたくさんの参拝客が集中するため、混雑は避けられません。
ですが年末詣であれば比較的空いている環境で参拝できるため、ゆっくりと落ち着いて手を合わせることができるのが最大のメリットではないでしょうか。

年末詣と初詣と両方行ってもいい?

結論から言えば両方行ってもOKです。ただ、年末詣に関してはその年の初詣に行った神社や、よく参拝している神社に行ってお礼を伝えに行くのが良いです。

いつも決まった神社に参拝しているのであれば、年末詣と初詣を合わせて行うのも問題ありません。
一番大切なのは「神様へ感謝の気持ちを伝える」ことです。

年末詣お参りの言い方は?

参拝の作法は通常の参拝時と同様に行います。

  • 鳥居の前で一礼してくぐる
  • 手水舎で左手、右手、口を清める
  • 拝殿前で二礼二拍手(神社によっては異なる場合もあるので、そちらの作法に従いましょう。)
  • 静かに手を合わせる
  • 最後に一礼

神様には次のような順序でお伝えすると良いでしょう。
※混雑している時は周りの方の迷惑にならないよう、手短に済ませるようにしましょう。

  1. ご挨拶と自己紹介(住所と名前)
    例:「神様、おはようございます(こんにちは)。○○県○○〜○○(最後の番地まで伝える)より参りました、○○と申します。」
  2. はじめに簡潔に用件を伝える
    例:「本日は年末のご挨拶に参りました。」
  3. 今年1年の感謝を伝える
    例:「今年も1年間見守っていただきありがとうございました。おかげさまで本日まで無事に過ごすことができました。」
    ※あわせて、願い事が叶ったのであればその報告もする
  4. 来年の抱負や願い事などを伝える(漠然としたものより具体的な内容で)
    例:「来年は○○出来るように、○○を頑張りたいと思いますので、うまくいきますようお力添えいただければ幸いです。」
    ※他人の不幸を願ったり、物事を悪い方向に導くような願い事はNG。
  5. 最後に挨拶をする
    例:「本日も参拝させていただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。」

ポイントとしては、「目上の方にご挨拶に伺うような心持ちで参拝する」ことです。
上記の文言はあくまで一例なので、全く同じにする必要はありません。また、間違ってしまったからといってバチが当たるというわけでもありません。

真摯に向き合うことができれば神様にはちゃんと伝わります。
自分なりの言葉でお伝えしてみましょう。

年末詣おすすめ神社は?

基本的には現在住んでいる場所の氏神様がお祀りされている神社や、自分にとってご縁を感じるような神社に赴くのが望ましいとされていますが、「そういうの、ちょっとよくわからない…」という方は、有名な神社にお参りしに行くのもアリです。
ここでは全国的にも有名な神社をいくつかピックアップしてみました。

伊勢神宮:三重県

伊勢神宮(いせじんぐう)日本で最も格式の高い神社です。そのため、こちらでは個人的な願い事をするのではなく、日頃の感謝の気持ちをお伝えするのが良しとされています。
まさに年末詣にはピッタリの場所と言えますね。

住所皇大神宮(内宮)/三重県伊勢市宇治館町1
豊受大神宮(外宮)/三重県伊勢市豊川町279
電話番号(神宮司庁)0596-24-1111 [代表](平日・午前9時~午後4時)
参拝時間1月・2月・3月・4月・9月/午前5時~午後6時
5月・6月・7月・8月/午前5時~午後7時
10月・11月・12月/午前5時~午後5時
ホームページhttps://www.isejingu.or.jp/

東京大神宮:東京都

東京大神宮(とうきょうだいじんぐう)は、伊勢神宮と同一の御祭神がお祀りされていることから「東京のお伊勢さま」とも呼ばれています。「伊勢神宮は遠くて行けない…」という方にはこちらもおすすめです。

住所東京都千代田区富士見2-4-1
電話番号03-3262-3566
開門時間午前6時~午後9時
ホームページhttps://www.tokyodaijingu.or.jp/

開成山大神宮:福島県

開成山大神宮(かいせいざんだいじんぐう)も、伊勢神宮の分霊が奉納されているため、「東北のお伊勢さま」と呼ばれています。東北での年末詣を検討している方は、こちらがおすすめです。

住所福島県郡山市開成三丁目一番三十八号
電話番号024-932-1521
[受付時間] 午前9時〜午後4時30分
ホームページhttps://www.kaiseizan.jp/sp/

「お伊勢さま」と呼ばれる神社は全国にあるんですね。

日向大神宮:京都府

日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)「京のお伊勢さん」と呼ばれています。京都最古の神社の一つとも言われ、参拝方法も伊勢神宮と同様に外宮から内宮への順序でお参りするようになっています。昔の人たちは伊勢神宮に参拝できなくても、京都でお伊勢さんの参拝ができるとして多数訪れていたそうです。

住所京都市山科区日ノ岡一切経谷町29
電話番号075-761-6639
ホームページhttp://www12.plala.or.jp/himukai/index.html

伊野天照皇大神宮:福岡県

最後にご紹介するのは、「九州のお伊勢さま」こと伊野天照皇大神宮(いのてんしょうこうたいじんぐう)です。伊勢神宮を模した神殿や建物の配置となっており、近くを流れる猪野川は、伊勢神宮にちなんで五十鈴川とも呼ばれています。

住所福岡県糟屋郡久山町猪野604
電話番号(久山町役場)092-976-1111
ホームページ(久山町HP)https://www.town.hisayama.fukuoka.jp/gyosei/kanko_bunka_sports/kanko_joho/kanko_spot/jinja_bukkaku_bunkazai/1605.html

自然豊かな場所にある神社はとても癒されますよね。

まとめ

今回は年末詣について、参拝期間や作法、おすすめ神社をご紹介しました。

  • 参拝期間は12月中旬〜大晦日まで、特に12月14日以降と12月22日前後がおすすめ!
  • 年末詣と初詣は両方行ってもOK!年末詣はお世話になった神社へ!
  • 年末詣は一年間の感謝の気持ちを伝えた上で、新年の抱負を伝えましょう。目上の方へご挨拶に伺う姿勢で参拝することが大切!
  • 伊勢神宮(三重県)は感謝の気持ちをお伝えしに行くのにベストな場所。東京大神宮(東京都)開成山大神宮(福島県)日向大神宮(京都府)伊野天照皇大神宮(福岡県)もおすすめ!

年末詣はゆっくり落ち着いて参拝できるだけでなく、その年の邪気や穢れを祓ってもらうことができるのも大きな特徴です。
今年は心身ともに清々しい状態で新年を迎えてみませんか?


最後までお読みいただきありがとうございました。

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