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初詣にお寺はおかしい?神社どっちが正解?いつまでに行くべきかも解説

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お正月の風物詩ともなっている初詣
本来は「地元の氏神様が祀られている神社や、ご先祖様が眠られている菩提寺へ新年のご挨拶に行くこと」とされていますが、近年では交通の便や情報網の発達により様々な場所へ赴く人たちが大半となりました。中には娯楽のような感覚で「今年はどこ行く?」と、行き先をその時の気分で変える人もいます(←私の家族です)。

時代の移り変わりを感じますね。

今回はそんな初詣について、「お寺でもOK?」「神社とお寺はどちらが良い?」「初詣はいつまでに何をすれば良い?」など解説していきたいと思います。

目次

初詣にお寺はおかしい?

初詣といえば神社へ行くイメージが強いかもしれませんが、お寺へ初詣に行くのも全く問題ありません
「詣(もうで)る」=「神様・仏様にお参りする」ことですから、仏様のいらっしゃるお寺に行くことも間違いではないのです。

お寺は怖いイメージ?

「お寺にはお墓があるから亡くなった方たちが出てきそう…」というおどろおどろしいイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ仏様に見守られながら手厚く供養されているので、とても穏やかな雰囲気です。
肝試しなど、よほど非常識なことをしなければ、一般的に言われる「心霊現象」もおこる事はありません。

それならお寺にも安心してお参りできますね。

仏様のご加護とは?

仏様の一番の特徴は「慈悲深さ」です。
お寺が信仰している仏教は古代インドで生まれた釈迦(ブッダ)を開祖とする宗教で、「この世の無常を乗り越えて、迷いを断ち切り、自分らしく幸せになれる道を見出していく」教えを学んでいくものです。
生きていく上で必ず直面するであろう心の傷や失敗にも寄り添って、導いてくれる
仏様はそんな慈悲の御心でいつも私たちを見守ってくださっています。

自分の中で何かモヤモヤしていたり、マイナス思考にとらわれて前に進めなくなってしまった時などは、お寺に行って仏様に手を合わせてみましょう。自分を成長させる原動力のようなものを内側から引き出してくれるはずです。

初詣にお寺と神社どっちが正解?

結論からいうと、お寺も神社も両方正解です。
先にも挙げた通り、お寺に祀られている仏様は慈悲の御心で、私たちが迷いや葛藤から抜け出して前に進んでいけるように導いてくださいます。
一方、神社では、祀られている神様やその土地の力強いパワーで私たちの背中を後押ししてくださいます。
イメージとしては、

神社=外側から与えられる、動的なエネルギー
お寺=内側から気付きを得る、静的なエネルギー

というと伝わりやすいでしょうか。

つまりこれは…両方行けば最強ですね。

初詣では地域の氏神様やご先祖様の菩提寺に行くのが良いとされていますが、1箇所でなければいけないという決まりもないので、自分の中で前から気になっていた所や、ピンと来るものを感じた場所があればそちらへ行ってみるのもオススメです。直感は自分の潜在意識からのメッセージでもあるので、なにか新しい発見やご縁につながるかもしれませんよ。

初詣はいつまでに行くべき?

初詣は基本的に元旦〜3日までの三が日に行くものとされていますが、三が日にいけなかった場合は「松の内」に行くようにしましょう。

「松の内」とは

正月の門松や松飾りを立てておく期間。
新しい年を司る年神様(としがみさま)が滞在する期間を指す。

松の内は地域によって期間が異なりますが、関東・東北・九州は7日まで、関西や四国では15日までとされているところが多いようです。

松の内も過ぎてしまった場合は

「小正月(1月15日)」もしくは「節分」までに行くようにしましょう。
旧暦では立春が季節の変わり目とされ、元日にあたる日となっているため、立春の前日である節分までに参拝を済ませるのが良いとされています。

「お正月は混んでるだろうから、落ち着いた頃に行きたい」という方はこの期間を目安に参拝するようにしましょう。

初詣とは何をするもの?

初詣は神様や仏様へ新年最初に行うご挨拶です。
失礼の無いように、また、他の参拝されてる方の迷惑にならないように、マナーを守ったご挨拶をしに行きましょう。

神社で参拝する場合

鳥居の前で一礼する

鳥居はご神域の入り口でもあります。「失礼します」という心持ちでお辞儀をしてから入るようにしましょう。

手水舎で手と口を清める

柄杓に水を溜め、左手→右手→口→柄杓の順で清めます。

拝殿前でお賽銭を入れ、鈴を鳴らす

お賽銭は投げ入れるのではなく、手で添えるようにして静かに入れましょう。

二礼二拍手の後に手を合わせてお祈りし、最後に一礼して下がる

ここで神様にご挨拶や感謝の気持ちをお伝えします
神社によっては二礼二拍手と異なる場合もあるので、そちらの作法に従いましょう。

出雲大社では二礼四拍手一礼など、神社によって様々あるようです。

お寺で参拝する場合

山門で一礼する

神社と同様、「上がらせていただく」という気持ちでお辞儀をします。

手水舎で手と口を清める

柄杓に水を溜め、左手→右手→口→柄杓の順で清めます。

香炉にお線香をお供えする

本堂前に香炉がある場合は、お線香などを供えてから煙を身体に浴びせ、邪気や穢れを払います

本堂前で一礼をし、お賽銭を入れる

こちらも神社と同様に、お賽銭は静かに入れましょう。

鰐口(わにぐち / 鳴らし物)を鳴らし、手を合わせてお祈りする

仏様にご挨拶や感謝の気持ちをお伝えします。
御真言が書かれている場合は、手を合わせた後に心の中や声に出して唱えてみましょう。より仏様とのご縁が深まるようになります。

最後に一礼をする

一礼をする時は、手を合わせたまま深くお辞儀をしましょう。

お寺のあの鳴らし物は鰐口というんですね。初めて知りました。

参拝を終えたら

古いお札やお守りを返納する

お札やお守りがある場合は、納札所にお返しします。
「1年間ありがとうございました」と手を合わせて感謝の気持ちでお返しすると尚良いです。

おみくじをひく

こちらは必須ではありませんが、参拝後にひくおみくじには神様・仏様からのメッセージが託されています
なにかアドバイスが欲しいという時にはおみくじを引いてみるのがオススメです。その際、吉凶などの結果はあまり気にせず、そこに書かれている内容に注目するようにしましょう

お守りをいただく

こちらも必須ではありませんが、お札を飾ったりお守りを身につけることで、より神仏のご加護が強くなると言われています。
なにか気になるものを見つけたらそれは神様・仏様とのご縁が強まるサインかもしれません。気の向くままに選んでみましょう。

他にも、絵馬に願い事を書いたり、屋台の食べ物で英気を養ったり…。幸先のいいスタートがきれるよう、思い思いに過ごしてみましょう。

境内から出る時も、鳥居(山門)で一礼するのを忘れずに!

まとめ

今回は初詣について、「お寺でもOK?」「神社とお寺はどちらが良い?」「初詣はいつまでに何をすれば良い?」など解説いたしました。

  • 初詣はお寺に行くのも全然OK!仏様の慈悲の御心は私たちを迷いや葛藤から抜け出させてくれるでしょう。
  • 神社は神様や大自然から与えられるエネルギーを、お寺は仏様によって内面から成長させてもらえるエネルギーをいただけます。自分にあった方を選ぶも良し、両方行くも良し!
  • 初詣は三が日に行くのが基本。三が日を過ぎてしまったら松の内や小正月まで(7日〜15日)、または節分の日までに行くようにしましょう!
  • 神社では二礼二拍手一礼、お寺では合掌一礼感謝の気持ちで神仏と向き合うことが大切
  • おみくじやお守りは神仏からのご加護も強まりやすいので是非いただいてきましょう!

これからの一年がより素晴らしい年となるように、マナーを守った初詣で神様・仏様とのご縁を深めていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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