新型コロナウィルスの流行は落ち着いてきて多くの人が外出するようになりました。神社やお寺にも多くの参拝客が戻ってきたように感じます。しかし、御朱印を授与される所には以前より行列がありませんでした。御朱印ブームは終わってしまったのでしょうか?
そもそも、御朱印ブームはいつから始まったのかも気になります。そして御朱印集めをやめた人は何が理由でやめたのでしょう。
そこで今回は、御朱印ブームは終わったのか、御朱印ブームの始まりはいつなのか、御朱印集めをやめた人の理由を調査しました。
御朱印ブームは終わる?
御朱印ブームは終わったのではなく落ち着いたと考えられる理由をまとめたのでご覧ください。
- 新型コロナ流行で外出を控えるようになった
- 私生活の変化に伴い御朱印集めができなくなった
- 御朱印集めに飽きた
2019年から世界的に流行した新型コロナの影響で外出自粛となり神社への参拝もガクッと減りました。その為御朱印集めもできなくなって神社やお寺に御朱印を求める行列が無く、「御朱印ブームが終わった」と思われたのだと考察します。また、外出自粛が続き元々ブームに乗っかって始めた人達が、御朱印集めに飽きやめる人が出てきた為ブームが落ち着いたのでしょう。
確かに参拝客が減ることは神社やお寺にはマイナスになるかもしれません。しかし、神社やお寺に御朱印を求める人の長蛇の列が無くなり、ルールーやマナーが悪い人も減って良いこともありました。このように、ブームが落ち着くことは悪い事ばかりでは無いのではないでしょうか。
御朱印集め人口は減ったかもしれませんが、魅力にはまり生涯の趣味に変わった人もいるでしょう。
私も一時期御朱印集めをお休みしていました。それは妊娠出産があったからです。そして、日々の子育ての忙しさで神社に行くことができず御朱印集めができませんでした。ご朱印帳もずっと神棚に置いたままで開くこともせず忘ていたのです。
ですが、子どものお宮参り、髪置き(熊本県のみ)で神社を訪れた時御朱印集めをしている人を見て、また始めたいと思いが強くなり子どもを連れて御朱印集めを再開しました!
まだ子どもは御朱印のことをよく分かっていませんが「綺麗だね」と言って興味を持っているので、もう少し大きくなったら一緒に御朱印集めができるかもしれません。
御朱印ブームはいつから始まった?
御朱印ブームが始まったのは正確には分かりませんがだいたい2000年頃だと思われます。その頃からパワースポット巡りもブームになっており御朱印集めの人気に火をつけたのではないでしょうか。また、2013年に伊勢神宮と出雲大社の式年遷宮も重なり連日テレビで放送されていました。
その辺りから爆発的に御朱印集めをする人が増えて、「御朱印女子」「御朱印男子」なんて言葉も生まれブームになっていきました。訪れた神社やお寺で御朱印を求める長蛇の列ができており驚いた事を覚えています。
2014年出雲大社に行った時の行列にはビックリしました…ブームはここまで人を呼び寄せる力があるんですね。
2024年の現在でも旅番組を観ていると芸能人が神社やお寺に立ち寄り御朱印をいただいています。しかも、「ご朱印帳これで◯冊目なんですよ」と話されていました。2000年から24年経っても御朱印ブームは健在のようです。
御朱印集めやめた人の理由
御朱印集めのブームが到来して20年以上経過すると、やめる人も出てきます。どうしてやめたのか理由を調べましたのでご紹介します。
御朱印集めにかかる出費が痛い
御朱印集めをやめた人の理由は、御朱印集めにかかる出費が痛いからです。御朱印の金額はだいたい300円〜500円でご朱印帳が1000円です。ご朱印帳のページ数は46枚くらいで一冊終わる時は約20,000円くらいになります。ずっと続けていると確かに痛い出費です。
さらに、御朱印集めは移動費もかかります(車のガソリン代・公共交通機関の料金など)。なので、「お金がかかるからやめよう」と考える人の気持ちは分かります。
20,000円あったら旅行や買い物や貯金など使い道はいろいろですね…ですが、金額以上に魅力はあるので、自分の無理のない範囲でするとやめなくてもいいですよ。
飽きた
御朱印集めやめた人の理由は、飽きたからです。御朱印集めがブームになり流行りに乗っかって集め始めた人は飽きてやめる人も出てくるでしょう。御朱印は一気に全部集めることはできません(転売されている物を買えばできますが…)。神社やお寺に出向いてコツコツ集めないといけないので、好きじゃないと続けられないでしょう。
御朱印集めブームで始めたけど、面白さを感じられず飽きてやめてしまったのでしょう。
合う合わないがありますから、御朱印集めをやめた人が自分に合う新しい趣味が見つかると良いですね。
神社・お寺に行かなくなった
御朱印集めをやめた人の理由は、神社・お寺に行かなくなったからです。新型コロナウィルスが流行してあまり外出をしなくなりました。そこで神社やお寺にも行かなくなり御朱印集めもやめたのだと考えられます。
神社やお寺に行く機会が減ったことで御朱印集めもやめてしまう人は外出自粛が無くても、もしかしたらやめていたと考えられます。ブームより前から御朱印集めをやっていたり御朱印集めの魅力にハマった人なら外出自粛が解除されたらまた始めるはずです。
転売された御朱印を発見した
御朱印集めをやめた人の理由は、転売された御朱印を発見したからです。全国の神社やお寺へ行って地道に御朱印集めをしている人がフリマアプリで発見したら、一気にやる気を無くすと思います。自分は苦労したのに全く苦労なく御朱印を手にしている人を見たらモヤモヤしてしまうのではないでしょうか。
転売された御朱印を見て集めるのをやめる人もいるので、フリマアプリに御朱印を出品するのはやめましょう。
フリマアプリで購入した御朱印より自分で集めた御朱印の方が愛着があります。
終わりが無い
御朱印集めをやめた人の理由は、終わりが無いからです。御朱印集めに終わりはありません。同じ神社やお寺に何度も行ってその時しかいただけない御朱印を集めるのが魅力です。そうして何冊もご朱印帳が増えて様々なご朱印帳を集めることも楽しみの一つになります。
御朱印集めを始めたら終わりはありませんので、その事を理解して集めることが大切です。
毎回違う御朱印をいただけること、一生涯ずっと続けられることが最大の魅力ですね。
まとめ
今回は、御朱印ブームに終わりはくるのか、ブームはいつから始まったのか、また御朱印集めをやめた人の理由を調べました。
- 御朱印ブームは、終わったのではなく落ち着いた。そのお陰で良いこともある
- 御朱印ブームがはじまったのは、西暦2,000年代。伊勢神宮と出雲大社の遷宮で一気にブームになった
- 御朱印集めをやめた理由は、①御朱印集めにかかる出費が痛い、②飽きた、③神社・お寺に行かなくなった、④転売された御朱印を発見した、⑤終わりが無いからでした
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント